当院はこの地で父が開業し、私で2代目で、1日の患者数は30 ~ 40名前後です。
私が副院長として入った当初は戸惑うことの方が多く、毎日が葛藤の日々でした。しかしその中でも振り返って思うのが、「患者様に寄り添える医師でありたい。患者様と同じ方向を見られる医師でありたい。」という軸は絶対にブレなかったですね。
そして同時に感じていたのは、今までと同じでは意味がない。今までの良さも残しつつ、2代目として自分でないとできないことをどうやって形にできるだろうと模索していました。父の代ではなかった内視鏡を当院で取り入れたのもその1つでした。治療以外ではどうだろうかと考えた時に、以前より気になっていたのが「院内の待ち時間の長さ」に関してでした。ただし、患者様との対話を大事にしたいので1人1人に対しての診療時間を削るというのは自分の思い描く診療に反するので、ここを削る選択肢は元々なかったです。受付スタッフがどれだけ良い対応をしていても、待ち時間が長いとどうしても苛立ってしまう方もいらっしゃいます。当院は院内処方なので、医師/薬剤師との必要なコミュニケーションは確実に残しながら、診療前後の待ち時間をいかに短縮し質を高められるか、ここさえクリアできれば患者満足度も上がると思ったんです。自分なりに考えて、かなりマンパワーに頼るような業務フロー改善は色々試しました。スタッフの入れ替えが多い時もあり、患者様の対応がスムーズに進まなくなったり、結果全体的にムラがでるようになってしまったんです。やはり改善は無理なんだなと、正直半分諦めていました。
諦めていた中、クリニック向けの自動精算機NOMOCa-Standがあると知り、すぐに問い合わせをしました。病院で働いていたので自動精算機自体の存在は知っていましたが、まさかクリニックにも置けるコンパクトサイズのものがあるとは知りませんでした。すぐに話を聞くことにはなりましたが、導入決断までには実際に半年以上かかりました。
果たして機械1つ導入しただけで効率化が図れるのか、高齢の患者様にも受け入れてもらえるだろうか、スタッフは大丈夫かな、といった懸念点が次から次へと出てきてしまって。
不思議なことに1つ解消しても新しく不安が出てくるんですよね。それだけ自分ではこの機械に賭けていました。担当の方に足しげく通っていただき、きちんと向き合ってくれて懸念点を1つずつ解消してくださいました。こういった担当さんの姿勢もそうですが、GENOVA社は業界での実績があり、何かあってもノウハウがあるので安心ができますよね。ここが背中押しにもなりました。
導入を決めた身としては、患者様やスタッフの意見が気になって、実際に稼働をし始めてから1 ヵ月くらいはずっとハラハラドキドキしていたのを今でも覚えています。正直スタッフは最初顔色が曇っていました。しかし、実際に入れてみると一転。
会計業務を機械に移行できたことで、視野が広くなったと感じます。例えば、具合が悪そうに入ってきた患者様にいち早く気付いて何かケアをするだとか、細かいことにも気を配れるようになりましたし、受付処理が早くなりましたね。会計業務で手を取られていたらすぐに対応はできないですから。予約システムを入れていない分、以前は患者様のいらっしゃる時間帯によっては待ち時間が読めなかったりしていましたが、今は諸々の処理がスムーズになったおかげで時間が読めるようになったのも助かっています。
あと、金銭管理のプレッシャーもなくなったとスタッフより聞いています。
患者様からもかなり好評で、「すごいね!」と言っていただけています。何よりも診療後~会計までの待ち時間が格段に短縮できたことで満足度も上がりました。(以前10分以上→現在2・3分)
「入口と出口の改革」を行ったことで、患者様とのコミュニケーションはしっかり残しつつ、課題点であった待ち時間の削減も実現するという、二兎を得ることができました。
医院様の課題によっては、セルフレジ(自動釣銭機)もご提案させて頂くこともございます。クリニック専用のレジとして開発しており、電子カルテ、レセコン連携接続実績95%以上です。働き方改革・感染症対策に最も選ばれている商品なので受付業務のスマート化(業務効率化)を実現します。違算がなくなり、スピーディーで確実な会計が可能です。お気軽にお問い合わせください。
株式会社GENOVA(ジェノヴァ)
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