ケーススタディ

眼科

眼科診療所は、眼底カメラやスリットランプなどの検査画像と、視力や眼圧計、レフケラなどの検査数値を取り込み管理する必要があり、これら画像・検査情報(画像関連システム)をどのように電子カルテ(診療所向け電子カルテ・レセコン)と連携していくかが重要となります。 また、他の診療科では診察後に検査という流れが一般的ですが、眼科の場合は検査後に診察することが多く、他科とは異なる順序となります。 さらに、シェーマ(スケッチ)を多く書く診療科のひとつであり、このスケッチについても、他の診療科と比べるとグラデーションを付けたり、色を変えたりと、様々な機能が必要となります。 最近では、筆圧(タッチペンの圧力)によってグラデーションが変わる機能なども開発されています。
眼科は外部連携が多いことや、端末数が多いことによって、ICT化投資の総額が他の診療科に比べ、高額になりがちです。 医院の運用に合わせて、連携する範囲を限定し、価格を低く抑える工夫も大切です。

イラスト

院内のシステム構成例

Case1
画像ファイリングとの連携

Case2
予約システムの活用

Case3
紙カルテの活用方法