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Case36

Case36

閉院、承継、開業。 一連の成功を支えた IQVIAのサポート。
院長が診療に集中できる「クリニック 経営アシストサービス」
こどもとおとなのクリニック「パウルーム」

医師少数区域だからこそ目指した総合診療の形

2005年から2023年3月まで、千葉県のいすみ市でクリニックを経営していました。この地域は医師少数区域で、小児科の専門医がいるのは当院の他には50キロ先にある総合病院のみでした。私はこの地でクリニックを経営し、患者様を診て来ました。小児プライマリ・ケア(総合診療)のモデルを作りたいという目標がありました。
様々な方の支援と目標を同じくする仲間の協力のもと、18年間地域の方を診療し続け、理想としていた形がある程度見えてきたところで、この地で継続的に小児医療を提供するためには、世代交代が必要であると考え、承継を行うことに決めました。幸いにしてクリニックは無事、世代交代して承継してもらうことができましたので、目標が一つの形にできたと判断し、次の挑戦に進むことにしました。

医療と芸術が融合する新しいコンセプトのクリニック

「今までにない新しいコンセプトのクリニック」を開業すること。それが私の新しい挑戦でした。開業地には、情報をいち早く入手できる都市部が良いと考え、また、新しいクリニックの重要なコンセプトとなる「医療と芸術」が交わる拠点として、青山・外苑前エリアを選びました。
南青山には、私が以前から親交のある松山バレエ団の拠点があり、都心部でありながら緑も多く、自然やアートを感じられる場所として最適だったのです。
このクリニックでは、医療を通じて病気を治すだけではなく、その人の人生を、より充実させるような手助けもできないかと考えました。
今までにない新しいコンセプトのクリニックを開業するには、たくさんの準備や手続き、書類作成などが発生しました。日々の診察に加え、学会の対応とも並行しながら開業に向けた準備を行うのは、自分一人ではとても手が回らないと悩んでいたときに、友人が教えてくれたIQVIAの経営アシストサービスに興味をもちました。
すぐに紹介を受け、既存クリニックの閉院、承継、新しいクリニックの開業と、一連のプロセスをサポートしてもらいました。2023年3月31日に千葉県のクリニックを閉院、4月1日から青山で開業というスケジュールは、IQVIAのサポートなしではとても実行できなかったと思います。
繁忙期は、週に3日のサポートをお願いし、各種業務に取り組んでいただきました。

業務負担軽減ができた信頼できるパートナーの存在

IQVIAには、2つのことについて、今も引き続きサポートを依頼しています。1つ目は「事務作業」です。開院までの繁忙期は膨大な事務作業があるため、私と室長の補佐として、その事務作業をサポートしてもらいました。
IQVIAスタッフの仕事は確実で、礼儀正しく、所作も良い。このことは私を含め、クリニックのスタッフからも信頼を得ている大切な要因だと思います。
2つ目は「学会活動のサポート」です。IQVIAには資料収集だけでなく、英語の論文の調査、見やすくきれいなパワーポイントの制作の支援や、効果的なプレゼン方法も伝授してもらいました。学会で他の先生方から、資料がきれいですねと言われることも増え、とても感謝しています。それだけではなく、日々の診察以外の部分で確かなサポートを受けられるということは、大変心強いです。自分で時間をかけて調べものをしたり、改善案を探したりという業務にまつわる作業負担が、ずいぶん削減できました。

今までもこれからもIQVIAと二人三脚で

個人のコンサルタントに依頼される方もいらっしゃると思いますが、IQVIAの良いところは、スタッフという個人だけではなく、IQVIAという組織でサポートしてくれる点です。経営の問題、人事関連、労務関連、接遇など様々な課題が発生しますが、担当スタッフが分からないことでもそのままにはせず、持ち帰って社内のチームで課題共有し、解決に向けた提案を行ってくれます。
これほど頼もしいことはありません。医療の部分を医師が担当し、それ以外のことはそれぞれの経験者に任せていくことで、スピード感をもってイメージした診療スタイルを実現していくことができます。
また、クリニックの経営者は孤独であり、悩みをスタッフに相談するわけにはいきません。そんな中で、話し相手や相談相手になってくれることも、とても心強く思えます。会話の中で新しい気づきが生まれ、実現に向けてまた一緒に取り組んでいく。そんなことができるのもIQVIAが組織として、クリニック経営や経営者の悩みに寄り添ってくれているからだと思います。

\ メーカーから一言 /

黒木先生には約5年前から、法人マネジメントのお手伝いをさせていただいております。
今回のインタビューを通じ、経営者としての重責を背負われている院長の傍らで、右腕としてマネジメント実務の実行をご支援することの意義を改めて認識いたしました。
先生方の診療をより多くの患者さんへ届けるクリニック内外の環境づくり、院長の「やりたいこと」を前進させていく実行力、そして、院長が「任せたいこと」を安心して依頼できるパートナーとして、ご期待に沿えるよう努めて参ります。
私たちは、院長先生が経営者として担われているマネジメント領域の実務の実行を担わせていただいております。スタッフに関連する採用・評価・育成などの人材マネジメント、院長の理念・方針・決定事項を院内へ浸透させる組織マネジメント、経営目標達成に向けて生産性を高めるご提案と実装まで幅広くご提供しています。
約60名のパートナー(サービス担当者)、マネージャー(サービス品質管理責任者)のクリニックマネジメント実践経験を用いて、経営者の先生をお手伝いさせて頂きます。



[メーカー]

IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社

担当:折原
住所:〒108-0074 東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル
Tel.03-6859-9500
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お問い合わせ:hidekazu.orihara@iqvia.com