~一度は学んでおきたい!
医療・医学の基礎となる法律知識~
医師法には定義規定がなく、言葉・用語の意味合いがはっきりしないなどファジーな側面があります。条文も少なく46カ条しかありません。それだけ「開かれた法律」であるとも言えますが、一般社会、医療者が十分に納得するには難しい内容です。だからこそ、医師法研究の学問的成果を踏まえた、一貫した解釈を知っておく必要があります。
本講座では、医師法の核である「19条(応招義務)」「21条(異常死の届出義務)」「24条(診療録)」を中心に取り上げ、医療関係者や一般の方々であっても理解しやすいように、体系的、立体的に詳解しています。
医師法を学び、研究し、啓発することは、医師の仕事、医療の仕事、それ自体に匹敵するほど、やりがいのあることです。医療に携わる全ての方に、もっとも基礎となる医師法を学習することをお勧めいたします。
教科タイトル | 学習概要 |
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第1章 医師法のアウトライン(講師:平沼直人) |
1.講座を始めるにあたって 2.医師法を知る 3.医師法の沿革 4.医師法1条 5.医師法1条の2 6.医師の業務に対する規制 7.医師法の未来 演習問題 |
第2章 応招義務・診断書の交付(講師:渡辺周) |
1.応招義務(医師法19条) 2.診断書の交付義務 演習問題 |
第3章 異状死の届出義務など(講師:上原裕紀) |
1.異状死の届出義務(医師法21条) 2.処方せんの交付(医師法22条) 3.療養指導(医師法23条) 4.診療録(医師法24条) 演習問題 |
第4章 無免許医業の禁止など(講師:末石倫大) |
1.無免許医業の禁止(医師法17条) 2.名称独占(医師法18条) 3.無診察治療の禁止等(医師法20条) 4.厚生労働大臣の指示(医師法24条の2) 5.守秘義務(刑法134条等) 演習問題 |
第5章 医師免許など(講師:平沼大輔) |
1.医師免許(医師法2-8条) 2.試験(医師法9-16条) 3.研修(医師法16条の2-11) 4.医師試験委員(医師法27-30条) 5.雑則(医師法30条の2-3) 6.罰則(医師法31条-33の3) 演習問題 |
カリキュラムの内容・配信順などは変更される場合がございます。
教材については、学習時間を1日15分、週6日の学習を想定して作成されております。実際の学習時間は個人差により左右されます。
◆学習方法◆
・ Web上のe-learningシステムを通じ4ヶ月間で学習します。
・ 順次配信されるテキスト、復習問題を用いて学習を進めていきます。
・ 各教科に対するご質問などは、e-learningシステムを通じていつでも可能です。
◆受講環境◆下記を推奨しています。
<OS>
Microsoft Windows8/8.1[いずれも32ビット版/64ビット版]
Microsoft Windows10[64ビット版]
Mac OS X[最新版を推奨]
<ブラウザ>
MS Edge/Firefox/GoogleChrome/Safari
<スマートフォン・タブレット>